綿棒の捨て方で夫婦げんかが発生した話【ゴミの分別】

先日、夫とケンカをしました。

原因はこれ。

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使用済みの綿棒を燃えるゴミでなく、プラスチックごみのゴミ箱に入っていたのでケンカになりました。

夫婦ケンカってすごくくだらないことが原因で発生しますけど、まさか綿棒の捨て方でケンカする日が来るなんて思いもよりませんでした。

まぁプラスチックごみを入れるゴミ箱も、埼玉に住んでいた時は「燃えるゴミ」を入れるゴミ箱として使っていたので間違えてしまったというのはあるのですが。

 

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長野県東信地域のとある自治体に住んでいるのですが、ごみの分別はなかなか厳しいほうだと思います。

もっと厳しい自治体もあると思いますが、今まで燃えるゴミ、燃えないゴミ、食品を包装していたプラスチックごみ、資源ごみ、ビン・カンの分別でよかったのが、さらに細かく分別することになります。

例えばこれまで食品トレー以外のプラスチックごみは燃えるゴミとして捨てていたのですが、こちらではプラマークがついているプラスチック、ゴミ分別表で「プラスチックごみ」と分類されているものはプラスチックゴミとして出します。

あと資源ごみって古紙や段ボールなどをイメージするかと思いますが、こちらでは鉄(スチール)とアルミも資源ごみの仲間なので、缶はアルミかスチールかで分別しますし、瓶は色別(茶色、無色、それ以外)に分けて出します。

ちなみにごみを出すときは自治体指定の袋をスーパーで購入し、すべてのゴミ袋に名前を書きます

ゴミ袋に名前を書くと言うと驚かれるのですが、地方だと当たり前のように名前を書かされます。

 

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今までもなるべくゴミは出さないようにして暮らしてきたつもりではありましたが、「甘かったなぁ…!」と思い知らされます。

役所のHPにもゴミの分類表一覧はあるのですが、正しい名前を知らないと分類できないものってあるんですよね。

例えばコレ。

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よく「プチプチ」って言いますし、お店でも「プチプチ」って名前で売っていたりしますし、「プチプチ」っていえば通じるんですが「気泡緩衝材」って言うんですよね。

引っ越しの際に大量に出たのですが、これの捨て方にだいぶ悩みましたね。

役所の担当の人に聞けば親切に教えてくれるんですが、みんな使っているであろうプチプチがゴミの分類表一覧にのっていないわけがないのに、プチプチで調べても出てこない。

何度かHPを見返していたら、やっと「気泡緩衝材」という名称で出てきました。

 

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それで冒頭の話にも関係するのですが、今までと違うゴミの出し方をしないといけない中で、適当にゴミを捨ててその分類が間違っていた場合、一度捨てたゴミをゴミ袋から出して、別のゴミ袋に移し替えないといけないというのも時々発生するんですよね。

ゴミを出すのもピリピリしてしまうわけです。

加えて引っ越し疲れもあったりして、綿棒というゴミの中では比較的キレイなゴミにも過剰反応してしまったという。

 

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アルミは分別の対象なので使用済みのアルミ箔も分別します。

時短料理の定番にアルミホイルを使うホイル焼きがありますが、使用済みのアルミ箔も汚れがひどくない限りは洗うなどして汚れを取ってアルミのゴミとして捨てます。

洗い物が少なくて済むのがホイル焼きの便利なところなのですが、ホイル焼きをするとアルミを洗わないといけないので時間がかかってしまうという。

まぁ洗わないで燃えないゴミに出すというのもあるのですが、燃えないゴミは埋め立て処分場に運ばれていきます。

中には今まで燃えるゴミとして出していたゴミも、こちらでは燃えないゴミとして分類されます。

先のホイル焼きに使っていたアルミも汚れを落とさなければ、燃えないゴミとして処分されますし、切れてしまった輪ゴムも燃えないゴミに分類されます。

そのため燃えないゴミを出す時には罪悪感があります。

それでも生活していればゴミは出てしまうので仕方ないのですが、何か買う時も「リサイクルができるものにしよう」という意識になりますし、地元のスーパーを見ていてもゴミの分別がしやすいものが並んでいるように思います。

それから生活必需品でも使い終わってゴミとして分類されることになったら「燃えないゴミ」になるものもあります。

それは仕方ないのでなるべく長く無駄にしないようにして使うか、リユースショップで買って大切に使うということをしようと思います。

だいぶ前にテレビで「ゴミはもともとお金だったものです」と出演していた人がいましたが、物を大切に使う、ゴミはなるべく出さないって大事なんだなと長野に来てから思うようになりました。